第9話 ヨワオにみられて...

 

「やめろ!!さわるなぁ!!」

千秋は、さらに情けない恰好で縛り直されてしまった。

「さて。準備OKだ。」

「ヨワオ。目を開けろ。」

「いや!!ヨシオちゃん目を開けないで!!」

「ほら。ヨワオ。見ろよ。見ないと千秋にもっとヒドイことするぞ。」

「い、いやです。」

「みろって!見ないと千秋のチクビを切り落とすぞ!」

「うう...ち、千秋ちゃん...ボクはどうすれば...」

「いいの...見ないで...そのままでいて...」

「ヨワオ!見ろよ!千秋のチクビ切られたくないだろ?」

「う、ううう...もう千秋ちゃんを許してあげてくださいぃ...」

「オマエが千秋の姿を見れば、もうカンニンしてやるぞ。」

「え?ほ、本当ですか?」

「ああ。だから早く見ろ。」

「は、はい...」

「だ、だめ!!ヨシオちゃん!!やめて!みないでぇ!!」

「ごめんね...千秋ちゃん...でも、ボクが目を開けたら許してくれるんだって」

ヨシオはゆっくり目を開いた。

「え?」

ヨワオは一瞬自分の目をうたがった。

千秋ちゃんが...あのいつも強くてカッコよかった千秋ちゃんが...

スッポンポンでミジメな恰好で縛られて、半泣きになっている。

「ち、千秋ちゃん...」

「いや!!みちゃだめぇ!!お願い!!こんなアタシをみないでぇ!!」

「あぁぁ...ち、千秋ちゃん泣かないで...」

「うぅぅぅ...ヨシオちゃん向こうむいてぇ...」

「千秋ちゃん...」

千秋ちゃんが泣いてる...

いつも強くて優しい千秋ちゃんが鼻水なんか垂らして...

あんなみっともない恰好で...

それに、お腹も出てて...なんか、ブザマだなぁ...

アソコの毛もなんかみすぼらしいし...ボクだってもうちゃんと生えてるのに...

 

 

画)ヌギスタ

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