投稿日:2018/10/30(Tue) 22:30 No.68

「キレイに取れたわね。...キレイじゃないけどね、フフフ」

「あぁぁああ.....」

完全なる証拠が女医の手にある。
否定してきた被告の主張が、ひっくり返る時。

(取られた!お尻の...汚れ...がっっっ)

頬に水気を感じる。
頭上に暗雲。
雨。

「あっ、もう、採取....じゃなかったお尻の穴の不純物除去は済みましたので楽な姿勢でいいですよ。お疲れ様です。」

「僕にも見してください」

「あっあっ!」

「だめよ。男子は。ですよねぇ」

「呼ぶだけ呼んでおいて酷いじゃないですか、クサナギさん。」

「フフフ。だって、ねぇ。嫌がってるじゃない。」

「クサナギさん、“地”が出てきてますよね。僕はただ、科学的見地から見たいだけで、個人的ではありません。」

「じゃぁ、しょうがないわね。  どうぞ。」

「だめっ!いやだっ!渡しちゃダメ!」

「落ち着いて どうしてそんなに嫌なんですか?」

「え.................」

「ついてないんですよね?うんち」

「えっえっ.....」

「大丈夫ですね  はい、カジワラ君。」

「いやっ!いやだ!」

「そんな掴みかからないでください。危ないですよ。No1液が落ちてしまいます。また時間がかかりますよ。」

「ううっ」

「じゃあ、まずはご本人が確認してください。」

「わ、私が???」

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