投稿日:2018/10/18(Thu) 01:05 No.54

「うぶ毛しかないからね....いけるかな..よし。ライトお願い。.....えーーと....」

「  あっ!  」

(声だ!!声がでた!!女子の声だ!今回は間違いなく女子の声だ!)
口を抑える両手に力がこもる。興奮を隠しきれる男子がいるだろうか。
同年代の" 女の声 ” を聞いて。

「ごめんなさいね。皮膚のたわみを伸ばさないとキャッチしづらくて。こっちのほうがいいかな...」

「  ううっ 」

ペタッペタッチャッ

あきらかによろけたという音。声をおさえた分、体がぶれたようだ。

(はわわわ 彼女が 彼女が)

「ふんばってくださいね.....もう取りますんで....よし!いきます!」
医者としての意気込み。仕事とは実に大変なものだ。


ポスッ ポスッ

「ふー、何本あればいい?」

「もちろん多ければ多いほどいいですが.....やはり要の場所ですので、でも....うぶ毛では....」

うぶ毛と聞いても赤ちゃんの映像しかでてこない。

「データが足りませんね。もう少し欲しいです...ここをめくってみてください」

「うーん、どうかな?」

クチャ

微かながら聞こえた。粘着性のある液体の音が。ねばっこい音が。

「あっ、うう」

漏れ聞こえる彼女の声が儚く、愛おしい
彼女の強い姿を見てしまったせいだろう
彼女を知らなければこんなセツナイ想いしなくてよかったのに...

「足を閉じないでください。反応はわかります。が、我慢をしてください。」

「生えてないなぁ..こっちは?」

(性器を触られてるんだよな....おちんちんだよな....めくられるって...)

クチャ

「あっ.....うっん」

言葉を飲み込んでいるいるのがわかる。

二人よりも僕に何より聞かれたくないはずだ。
僕の為に我慢をしてくれている。
歪んだ考えに身も心も委ねたい。
いっそ戸を開いて快楽の渦に飛び込んで死ぬのも悪くない。
......現実がわからない。
正しい答えはなんなんだ。

本来、目にも手にも触れられるはずのない部分に、、いとも簡単に侵入を許し、あまつさえ生理反応を我慢させられる美少女。

この現実は飲み込めるはずがない  彼女も  僕も


「やはり採取は無理ね。」

「性器周辺は、発毛なし と」

(そんな事をわざわざ口にしなくても....)
とセツナサが来たが、「発毛なし」のフレーズが何度もリフレインする。

彼女のおちんちん周りは毛がない
これは飲んでもいいよね?ね?

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