投稿日:2018/10/14(Sun) 18:21 No.42

僕はさらに体を密着させる。

ゴクリ

「下着もお願いします。」男子の催促。

「........」 動きはないようだ。ためらいを感じずにはいられない。

(どうしよう....)
自分の事のように胸が痛む。

「申し上げた様に、今回の攻撃は全生徒が被害を被っております。早めの対策を取らねばなりません。お願いします。」

「.......」

(はわわ、あせるなぁ)



布に手をかける音。少しづつ脱いでいってるんだ。

「.....せ...はず...て..くれ..か...」

んっ
(なんか言ってるのか?)

あまりに小さい声で、レイには聞こえなかった。

「厳正な処置、判断をしなければなりませんので科学班の立会いは不可欠です。医療班の私と共に、迅速かつ適正に対応しますのでご安心を。」
女医がたしなめる。

「....]

再びの衣擦れ音。
続いて髪がなびく。
タンクトップかインナーシャツを脱いだんだ。

(男なのに上半身裸になるのをためらうなよな。)
変な説教。

バックにいそいそ入れている。

(次こそパンツ!)

待てよ。何を興奮してるんだ僕。相手は男だぞ。

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