投稿日:2018/10/12(Fri) 18:44 No.31

若干14歳。彼女の言葉、振る舞い、そして武力は
安達ヶ原学園の生き残りを集め、かつてのライバル、マッドエンジェル再生に手を貸した。

終わったはずの面々、堕ちたはずの肌色達。
颯爽と現れた彼女に皆、希望を見出す。光が差す。
失っていた心と力を取り戻す。拳を握り立ち上がる。

これに完全に油断していたヌギスタ学園。
ただの肌色が逆らうわけがないと高を括っていた。
仮に反乱を起こしてもすぐに鎮圧できると舐めていた。

蘭の強さは並の騎士ではまったく歯がたたなかった。
そして蘭には魔法と恐れられている力が一切効かない。
まさに救世主。神が遣わした聖女。

取り返していく仲間、陣地。
領土と戦力を広げ、ついにはポフィー軍幹部を破る。
これにはポフィー軍のみならず、北根井戦線にも衝撃が奔る。
勝てる。
俺たちが、虐げられ奪われた私たちが   勝てる!!

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